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同人イラストブログです。 NARUTOの再不斬さんと白を描いてます。 pixivはこちらhttp://www.pixiv.net/member.php?id=4907356 pixivでは小説も書いてます。
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きみの声がききたい妄想

今日は鉛筆画をガリガリ描いてました。
そしたら、浮かんだ妄想。
アニメで船の上でバキャッと通信機を踏み潰す再不斬さんを見て、NARUTOの世界には携帯があるなと思ってます。
再「今目的地に着いた。」
白は携帯電話から聞こえる再不斬さんの声を聞き漏らさまいと、耳をぴったりとくっつけます。
白「そうですか。明日にはもどられますか?」
電話の向こうで、何かが軋む音がします。
宿の中に居るはずなので、ベッドにでも寝転がったのでしょう。
再「あぁ。夜には戻る。」
白「そうですか…。」
しんと少しの沈黙。
再「…ちゃんと戸締まりしろ。あと、布団をきちんとかけて寝ろ。」
再不斬さんにそう言われ、白はくすくすと笑います。
白「ちゃんと戸締まりしました。もうベッドに入ってます。」
また少しの沈黙が訪れます。
再「ゆっくり休め。」
白「再不斬さんも。ゆっくり休んで下さい。」
白は本当は寂しいのですが、それを口にはしませんでした。
再「…お前に触れてぇな。」
白の心臓はドキンと脈打ちました。
白「ふふ、帰ったら沢山触って下さい。おやすみなさい。」
再「…おやすみ。」
白はプツリとボタンを押し、充電器に携帯をセットし目を閉じました。
ドキドキと心臓はまだ鳴り響いています。
白『早く明日の夜にならないかな…。』
白はそう思いながら、瞼の裏に映る闇に満点の星空が輝く夢を見るのでした。


携帯は寂しさを紛らわせたり、逆に寂しさを募らせる不思議な機械だなぁと思います。
繋がっているけど、繋がってない、逆に繋がっていないけど、繋がってる矛盾な不思議な機械。

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