慣れない仕事はきついっすね。
帰ったら、にっこり笑って「お疲れ様」って言ってくれるお嫁さんが欲しいので、妄想してみました。
胃が痛いっす。

再『書類仕事は合わんな…。』
再不斬さん、今日は後回しになっていた色んな書類を一気に片付けました。
任務任務任務な日々で、報告書や消耗武器の使用数調査書など、色んな書類が溜まりに溜まっていたのです。
資料室で黙々とずーっと座っていたので、変に疲れています。
再『流石に…疲れたな…。』
がちゃりと鍵を開けると、中から光がこぼれます。
白「再不斬さん、おかえりなさい。お疲れ様です。」
にっこりと白が笑って、玄関で出迎えてくれました。
再不斬さんはすっと疲れが引いた気がしました。
白「どうぞ。」
温かな蒸しタオルを白は再不斬さんに差し出します。
再不斬さんはそれを受け取ると足を拭き、部屋に上がりました。
白はにこにこと再不斬さんを見上げます。
再「……。」
再不斬さんはわしわしと白の頭を撫でました。
白は首を少しすくめて、でも嬉しそうに笑いました。
再不斬さんは手を離すと、のしっと白にもたれ掛かります。
白「わわ、再不斬さん?」
白は再不斬さんの背に手を回して支えます。
再不斬さんは、ふぅと息を吐き出すと、白から離れ、洗面所に歩いていきました。
白「?」
白は小首をかしげ、再不斬さんの背を見送ると、お茶碗を並べ始めました。
再『不思議なもんだ…。あいつの顔見たら、疲れが飛んだ…。』
再不斬さんは手洗いうがいをして、ふっと笑うと白の待つ台所へ向かいました。


くそっ、再不斬さんマジでそこ代われ…。
白は凄い癒やしのオーラが出てると思います。
玄関にあんな可愛いのがにこにこして待ってたら、疲れなんか吹っ飛びますよねー
…再不斬さん羨ましい。

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