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同人イラストブログです。
NARUTOの再不斬さんと白を描いてます。
pixivはこちらhttp://www.pixiv.net/member.php?id=4907356
pixivでは小説も書いてます。
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くんくんしてるだけです。 洗面所で白はドライヤーで髪を乾かしていました。
「あ、もう少しで終わります。」 歯磨きをしにやって来た再不斬さんと、鏡越しに視線があったので、白はいつもより大きな声を出しました。 再不斬さんの口が動きましたが、ドライヤーの音で聞き取ることができません。 白は9割がた髪が乾いたことを確認してドライヤーを切りました。 「何ですか?」 後ろに振り返る白の長い髪がさらりと揺れました。 再不斬さんはその毛先を一摘みして自分の鼻に近づけます。 「?」 不思議そうに首を傾げる白に、再不斬さんはすうっと髪の毛の匂いを嗅ぎました。 「何かつけたか?」 目を閉じて髪の毛をもう一嗅ぎする再不斬さんを、白はやわらかな笑みを浮かべて見つめます。 『凄く…綺麗だ…。』 男らしいその体躯と仕草に白はうっとりと再不斬さんを見つめます。 再不斬さんは目を開け、白の様子を見てふうとため息を付きました。 「おい、聞いてんのか?」 「はい?」 白は小首をかしげて再不斬さんを見上げました。 再不斬さんは髪の毛から手を離し、腕を組んで壁にもたれ掛かれます。 「何かつけてんのか?俺と匂いが違う。」 「いえ、再不斬さんと同じものを使ってますよ?」 ふるふると白は首を振りながら否定します。 再不斬さんと同じ石鹸とシャンプーを使っているので、そんなはずはありません。 トリートメントを使ってはいますが、シャンプーと同じラインのものなので、匂いが違うはずがありません。 「……。」 ぐいっと再不斬さんは無言で白の腕を掴んで引っ張り寄せると、くんくんと白の頭を匂い始めます。 白はくすぐったくて肩を竦めます。 「くすぐったいですよ、再不斬さん。」 くすくすと笑う白の耳元に、再不斬さんは顔を移動させて口を開きました。 「…お前の匂いか?」 その低い声に、どきんと白の心臓が跳ねました。 かあっと顔が熱くなります。 「いい匂いだ…。」 耳元で囁かれ、白は再不斬さんから顔を逸らして俯きます。 赤くなった顔を見られるのが恥ずかしいようです。 「何だ…ツレねえな。」 すっと再不斬さんは手を伸ばして、洗面台の歯ブラシと歯磨き粉を手に取り、歯磨きを始めます。 白はぽりぽりとまだ熱い頬をかくと、大きな背を見上げ、躊躇いがちにその背に頭を預けました。 「再不斬さんだっていい匂いしますよ。」 くんくんと白は肩甲骨のあたりに鼻を近づけて再不斬さんの匂いを嗅ぎました。 再不斬さんはその言葉と背に感じる重さにフッと笑います。 そしてぺっと口内から唾を吐き出して、うがいをすると口を開きました。 「全く…いつまでガキ扱いしてりゃいいんだか。」 少し呆れたような声色に、白はふふっと笑って口を開きます。 「未だ僕は子供ですよ。」 その言葉に再不斬さんは小さく笑うと、振り返り白の頭を撫でました。 白はにこりと子供らしく、再不斬さんに微笑みかけるのでした。 仕事が忙しすぎて、頭がいっぱいいっぱいなんですー。泣 二人がくんくんし合ってたら可愛いですよねぇ…うふふ。現実逃避 PR コメントを投稿する
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