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同人イラストブログです。
NARUTOの再不斬さんと白を描いてます。
pixivはこちらhttp://www.pixiv.net/member.php?id=4907356
pixivでは小説も書いてます。
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二人が任務で海岸線を歩いてます。 さくさくと白は砂浜を進みます。
濃い灰色の別珍の足袋に、模様の様に砂が付きました。 「綺麗ですね。」 静かな波音に、白は冬の海を見ながら呟きました。 前を歩いていた黒い外套を身に付けた再不斬さんが立ち止まります。 背には首切り包丁がぴったりと寄り添っています。 「どうした?」 「いえ、海が綺麗だなと思って…。」 白の目は乱反射する波からの太陽の光できらきらと輝いています。 再不斬さんは振り返ると、白の見ている海を見つめます。 再不斬さんには、いつもと変わらぬ冬の海に見えました。 「僕は、山の育ちなので…。」 ぽつりと白は呟きました。 ざあんと少し大きな波が打ち寄せます。 再不斬さんはその言葉を聞き、白の頭にぽんと手を置くと、わしわしと力強く撫でました。 「わ!わわ…再不斬さん?」 白をわたわたと慌て、再不斬さんの腕を掴みます。 髪の毛はぐちゃぐちゃになってしまいました。 白は未だ手を離さない再不斬さんを不思議に思い、首を傾げました。 「…過去に囚われるな。」 白ははっとします。 自分が昔を思い出して、落ち込んでいると再不斬さんは思っていることに気付いたのでした。 ちらりと再不斬さんの表情を窺うと、いつもと変わらない表情でしたが、白に向けられる視線が違っていました。 『…どうしよう、そんなつもりじゃ…。』 白は少し困った表情を浮かべました。 ただ…本当に白は海が綺麗だと思って、再不斬さんに伝えたかったのです。 そして、なぜ海が綺麗だと思ったのか…自分が「山育ちで海をほとんど見たことが無い」ということを伝えたかったのです。 「…僕は、今の海が綺麗だと思います…。」 その言葉に、再不斬さんは白の頭から手を離しました。 白が過去に囚われていないことが伝わったのでしょう。 再不斬さんはふっと笑いました。 「俺は夏の海が好きだ。」 白は再不斬さんの言葉にふふっと笑いました。 『過去に囚われない再不斬さんらしいな。』 再不斬さんは冬の海を一瞥し、また白を見下ろしました。 白は再不斬さんを見上げて微笑みます。 「また、夏にこの海に…今度は任務抜きで来たいですね。」 白の言葉に目を閉じ、再不斬さんは包帯の下の口角を上げて笑うと振り返り、目的地へ歩き始めます。 白はまた砂をさくさくと踏みしめ、再不斬さんの後ろを付いて歩くのでした。 今日、海に行ってきました。 私が山育ちなので、海を見るとテンション上がります。笑 雨上がりだったので、霧も出ていたましが、だんだんと対岸の風景が現れてくるのは本当に綺麗でした。 冬の海の波は光がキリッと反射して綺麗ですねえ…。 はい、再不斬さんは未来を見つめる人なので過去に白が囚われているのが気に食わなかった良いなと思って書きました。 俺との現在(いま)と未来だけ考えて生きろ!と思っていたりして…何これプロポーズ…。 白はちゃんと再不斬さんと一緒にいる現在と未来を見つめていると思います。 PR コメントを投稿する
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