朝アップしたイラストの妄想文です。
ふつうの日常?です。

白「?」
夜勤から帰ってきて仮眠を取って目覚めると、台所のテーブルの上に見慣れない紙が置かれています。
再不斬さんは、どうやら出掛けているようです。
白はぺらりと紙をめくります。
白「ベッド…?」
家具屋さんのちらしで、ベッドが特価のようです。
白「…。」
白は複雑な表情でちらしを元に戻しました。
白『一緒に…お側に…居られなくなるのかな…。』
白はもう暗部で、一人暮らし出来るくらいの収入もあります。
ぐにゃりと視界が歪みます。
白『…あれ?』
どうやら、涙が目に溜まっているようです。
白「う…っく…。」
ぽろぽろと涙が流れ落ち、止まりません。
もう、一緒の部屋で眠ったり出来なくなる…独りで生活しなければいけなくなると思うと、白は胸がぎゅっと痛くなりました。
再「何泣いてやがんだ?」
再不斬さんが帰ってきたのにも気付かないくらい、白は動揺し、泣いていました。
そんな様子を察したのか、再不斬さんは白の頭をわしわしと撫でます。
白「ずっと…お側に…置いて下さい…。」
再不斬さんは白の涙を指で拭います。
再「お前こそ、俺の側から離れんじゃねぇぞ。」
再不斬さんの言葉に、白はこくりと頷き、涙を拭い微笑みました。
再不斬さんはもう一度、白の頭をわしわしと撫でました。


何コレ、昼間っから甘いぞ…。

[2回]