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同人イラストブログです。 NARUTOの再不斬さんと白を描いてます。 pixivはこちらhttp://www.pixiv.net/member.php?id=4907356 pixivでは小説も書いてます。
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愛玩犬

白がお仕事がんばってる話(微グロ?)。




「再不斬のイヌに殺られるとはな…。」
 満月に照らされる地面は白く乾いていた。
 ある一部分を除いて。
 じっとりと漆黒に湿る地面に横たわる男。
 その隣に立つ、白いく鋭い吊り眼の面を付けた小柄な人物は無言だ。
「くはは、お前…そのままイヌのままで終わるのか?」
 ヒューヒューと荒く息を吐き出しながら言葉を紡ぐ男を見下ろしたまま、少年は面を取った。
 美しい少女の顔が現れる。
「その顔で…男とはな…。」
 男は苦々しく笑う。
 少年は口を開いた。
「イヌで結構ですよ。」
 目を見開く男に、にこりと少年は笑った。
 天女の様に。
 そして冷たく。
 少年は腰を下ろしてつま先で体を支え、男の顔を覗き込む。
「誰にも必要とされない。」
 スッと胸元から千本を取り出すと、ゆっくりと男の頸に突き立てる。
 小さく呻く声を聴き、少年は小首を傾げる。
「楽には死ねませんよ。洗いざらい吐いてもらいますから。」
 にこりと笑顔とは正反対の言葉を男に投げかける。
「ふふっ…誰にも必要とされない、貴方よりは…。」
 ずぶりずぶりと肉を鉄串に差すように、少年は容赦なく男の頸や胸に千本を突き立てる。
 致命傷を与えぬように的確に急所を外す。
 その眼差し、指先に迷いは一切見られない。
「ぐ…あ…。」
「イヌの方がよっぽどマシですよ。」
 くすくすと笑い、少年は立ち上がると、体の向きを変え片膝を付き頭を垂れた。
「ですよねえ、再不斬さん…。」
 じゃりっと乾いた地面を踏みしめる音がする。
 男は自由の利く瞼を閉じる。
 地獄の責苦よりも重い、その未来を拒むように。


白、お仕事頑張ったよ!
再不斬さん褒めて~というお話を書きたかったんですが、お仕事してるだけのお話に…。

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