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同人イラストブログです。 NARUTOの再不斬さんと白を描いてます。 pixivはこちらhttp://www.pixiv.net/member.php?id=4907356 pixivでは小説も書いてます。
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暖を取る方法妄想

毎晩寒いですね。
ふたりがいちゃついてるだけです。
「あの…再不斬さん…。」
白はベッドに仰向けで寝転んだ状態で、自分に圧し掛かる再不斬さんを見上げます。
薄明かりの中でも、再不斬さんの身体は陰影をまとい、筋肉質であることがよく分かります。
「何だ。」
ぐいっと再不斬さんの顔が近づきます。
白は少し顔を赤くしました。
いつもは包帯で覆われている顔半分は露わになっています。
キリッときた口元を白は見つめます。
「僕…寒いって言いましたよね?」
白は近づいた再不斬さんの顔から視線を外します。
筋肉質な肩と天井が見えました。
「あぁ…だから温めてやるよ…。」
更に顔を近づけてきた再不斬さんが、白の耳元でそう告げました。
耳に息がかかり、白は肩を竦めます。
白は前を肌蹴られた状態でベッドに寝転んでいました。
『さっきより寒いんですけど…。』
白は寒さとこれから再不斬さんに与えられる快楽に、ふるりと身体を震わせました。
なぜこんな状況になっているのかというと、白がベッドに入る前に「寒い」と再不斬さんに言ったのが原因です。
温かな手が白の胸に添えられます。
『あ…温かい…。』
白とは対照的に、再不斬さんはこんな寒い夜でも上半身裸で眠ります。
代謝が良いのでしょう。
白は手の温もりが気持ち良くて、目を閉じます。
しかし、やはり身体は寒いです。
白はうっすらと目を開くと、再不斬さんの身体に抱き着きました。
『温かい…。』
ぎゅうぎゅうと白は温もりを求めて再不斬さんに身体を密着させます。
まるで、子猫が親猫に甘えているようでした。
「おい、動き辛いぞ、白よ。」
再不斬さんの抗議を無視して、白はなおも抱き着きます。
再不斬さんはため息を付いて、白を抱き締め、上体を起こしました。
薄暗い部屋の中で二人はベッドの上で抱き締め合ったまま座っています。
「全く…お前はガキだな。」
白の後頭部を再不斬さんは撫でました。
さらりと髪が音を立てます。
白はくすくすと笑いました。
「だって、再不斬さん、温かいんですもの。」
猫の様に白は再不斬さんの首元に頭を擦り付けました。
再不斬さんはそっと白の頬に手を添えます。
「白…。」
名を呼ばれ、白は少し身体を離します。
先ほどよりも、身体は温かくなっています。
再不斬さんに熱を分けて貰ったせいか、それとも…。
『鼓動が早い…。』
白は心臓の鼓動が速度を上げていることに気づきましたが、再不斬さんの顔が近づいてきたので、目を閉じて考えるのを止めました。
ちゅっと音を立て、白の未だ少し冷えている唇に温もりが触れます。
白はそっと再不斬さんの左胸に右手を添えました。
自分よりも力強い鼓動が感じられます。
『あぁ…良かった…。』
白は再不斬さんが自分と同じように鼓動の速度を上げていることに安心して、再不斬さんの首に自分の腕を回したのでした。


小説用メモに「寒い→温めてやる→それ違う」とあったので書いてみました。
二人ともドキドキしながら抱き締め合ってたら可愛いなあと思ったのでこんなオチになりました。

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