再不斬さんが寝てるのを観察する白を妄想しました。
再不斬さんが軽くいびきかいてます。

白『再不斬さん、いびきかいてる。』
そんなに大きないびきじゃないですが、ぐぅぐぅと再不斬さんはいびきをかいて寝ています。
隣に居る白は、上半身を起こします。
白『あ、足が出てる。』
再不斬さんの足は少し布団からはみ出ています。
白『熱いけど、布団退けちゃうと寒いって感じですかね?』
パタリと白は再びベッドに寝転び、布団にくるまりました。
白『それにしても、よく寝てるなぁ…。』
少しいびきが大きくなります。
いつも眉間に刻まれている皺はありません。
白『…綺麗な顔立ち。』
ごそりと身体を動かすと、再不斬さんが薄目をあけました。
白『あ、起こしちゃいましたか…。』
再不斬さんは小さく唸り、片腕を枕にして、また寝息を立て始めます。
白はくすりと小さく笑うと、再不斬さんの胸に手を置いて目を閉じました。
白『あなたのそんな無防備な顔は、あなたも知らない…世界で僕しか知らない顔…。』
白はふふっと笑い、再不斬さんのいびきを子守歌に、眠りに落ちました。

白のちょっとした優越感。
再不斬さんがいびきをかくくらい安心して眠るのは白の隣だけだと思います。

[2回]