×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
同人イラストブログです。
NARUTOの再不斬さんと白を描いてます。
pixivはこちらhttp://www.pixiv.net/member.php?id=4907356
pixivでは小説も書いてます。
| |
幼少白と再不斬さんの日常。 再「白よ、手を出せ。」
帰ってきた再不斬さんにそう言われて、白は両手を出します。 ぽんと手の上にお菓子の包みを置かれました。 再不斬さんは足を拭いて玄関横の台所に上がります。 再「暗部の事務の奴に貰った。お前にやろう。」 白は再不斬さんを見上げ、にこりと微笑みます。 白「ありがとうございます。再不斬さん、半分こしましょう。」 ぺりっと包装を剥がし、白はお菓子を取り出します。 お菓子はどら焼きでした。 シンクで手洗いとうがいを済ませた再不斬さんが振り返ると、白が一生懸命、どら焼きを半分に割っていました。 再「いい。お前にやったんだ。白よ、お前が食べろ。」 白「いえ、もう少しで半分こできます。」 再不斬さんはしゃがむと口布をずらして、もう少しで半分になるどら焼きを一口かじりました。 再「甘い物はあまり好かん。一口で十分だ。」 もぐもぐと再不斬さんは口を動かしながら、やかんを火にかけます。 白はふふっと笑うと、再不斬さんがかじった部分を一口食べました。 白「分けて食べると美味しいですね。」 再不斬さんは急須にほうじ茶を入れながら、ちらりと白を見ました。 再不斬さんはふっと笑うと、急須に湯を注ぎます。 再「白よ、座って食べろ。」 白「はい、再不斬さん。」 白は椅子に座り、ぱくりとどら焼きを頬張ります。 再不斬さんは、2つ湯飲みを持って、一つを白の前に置き、もう一つを持って椅子に腰を下ろします。 再不斬さんは白の持っているどら焼きをもう一口かじりました。 白「あ、やっぱり半分こしましょうか?」 再「いい、お前が食ってるのみたら、もう一口食いたくなっただけだ。」 再不斬さんはごくりとほうじ茶でどら焼きを流し込みました。 二人で一つの物を分け合うのも悪くないなと、再不斬さんはどら焼きを頬張る白を見ながら思うのでした。 着地点を模索したら思ったより長くなりました…。 白と再不斬さんが一つのモノを分け合うっていいなぁと思うのです。 形の有るものだけじゃなく、悲しみとか嬉しさとか形の無いものも、二人は沢山分け合ってたはずなので…。 PR コメントを投稿する
<<描き直したり、らくがき | ブログトップ | ちまぐい妄想>> | カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
プロフィール
HN:
神崎 蛇竜(ミサキ ダリュウ)
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(11/08)
(11/08)
(11/08)
(11/08)
(11/08) P R
忍者カウンター
|