最近、性教育に関する仕事をつめてやってたので思いつきました。
今の子はどこまで知っているんだろうか…？
大人向きです。

「再不斬さん。」
ゆさゆさと白に肩を揺さぶられ、再不斬さんは目を覚ましました。
「何だ…白よ…。」
再不斬さんは背後の白を寝ころんだまま見上げます。
泣きそうな顔をした白が再不斬さんを見下ろしています。
「僕…おもらししちゃったみたいです…。」
がばりと再不斬さんは飛び起きます。
そして白の寝ていたところのマットに触れますが、どこも濡れていませんでした。
「あ？濡れてないぞ？」
再不斬さんは白を見下ろします。
白は泣きそうな恥ずかしそうな表情を浮かべ、再不斬さんを見上げます。
「でも、下着が…。」
再不斬さんは、ははぁんと納得しました。
「それは寝小便じゃないぞ、白よ。」
白は首を傾げます。
「じゃあ、何なんですか？」
再不斬さんはぐぬっと一瞬ひるみました。
白は首を傾げたまま再不斬さんを見上げます。
「それは…夢精だ。」
「むせい？」
白は首を傾げます。
「寝ている間に射精することだ。」
「しゃせい？」
再不斬さんは頭が痛くなってきました。
最近のアカデミーでは保健の授業が無いのかと再不斬さんはため息を付きます。
「精子を出すことだ。分かるか？」
白は急に真っ赤になって俯きました。
再不斬さんは、はあとまたため息を付きました。
白がどこまで知っているのか不明ですが、キャベツ畑で子どもは生まれないことは知っていそうでした。
「定期的に自分で抜かないとまたするぞ。」
「それは困ります…抜くってなんですか？」
白はぐいっと再不斬さんに顔を近づけました。
薄明かりの中でも分かるくらい、白の目は潤んでいました。
「…面倒臭え、取り敢えず下着脱げ。」
白は一瞬戸惑いましたが、再不斬さんの言うことは絶対なのと、濡れた下着が気持ち悪かったので従いました。
真っ白な足が寝間着にしているネルの着物から現れます。
再不斬さんはドキリとしました。
『こいつ…男だぞ…。』
再不斬さんは視線を逸らします。
白は下着を脱ぎ終えると、濡れた部分を中に織り込み枕の横に置きました。
「あの…脱ぎました…。」
正座をしてもじもじと白は再不斬さんを見上げます。
再不斬さんは白を見下ろします。
「寝間着の裾捲って、こっちに股開け。」
白は真っ赤になります。
つられて再不斬さんも真っ赤になりました。
白はぐっと唇を噛んで裾を捲り、足を開きました。
真っ白な肌が薄明かりの中に浮かび上がります。
「これで…いいですか？」
真っ赤な顔をして白が再不斬さんを見上げます。
再不斬さんも少し赤い顔をして、白の前に屈みます。
「ん！」
温かく大きな手が白の性器を握ります。
白はぴくんと身体を震わせました。
再不斬さんがゆっくりと手を上下に擦ります。
「あ…ん…。」
白はぎゅっとシーツを握り、ベッドボードに背を預けます。
『ガキのくせに…色気のある表情（かお）しやがって…。』
再不斬さんは、頬を染めて目を潤ませ自分を見上げる白を見下ろしながら、そう考えていました。
白は再不斬さんの手が動くたびに声を上げます。
「あ…あぁ…んん…。」
はあはあと息を荒げ、自分の手の動きに翻弄される白に、再不斬さんは欲を刺激されますが、根性で抑え込みます。
「やあ…何？…おしっこ…出るう…。」
白がぎゅっと眼を閉じ、びくびくと身体を震わせます。
「小便じゃねえよ。ほら、出せ。」
白は切なげな表情を浮かべ、体を反らせます。
「ふ…ううっ！」
少量の精液が再不斬さんの手に吐き出されました。
白はずるずるとベッドに体を沈めます。
「こうやって時々、俺がやったように自分でやれ。」
再不斬さんはベッドサイドのティッシュを取ると自分の手と白の性器を拭きました。
白はぎゅっと再不斬さんの腕を掴みます。
「何だ？」
「再不斬さんにさっきのさせて下さい。」
再不斬さんは片眉を上げて白を見下ろします。
「おま…何言って…。」
「僕、上手に出来る自信がありません。」
いつも修行をする際に、再不斬さんは自分が見本を見せ、白にさせています。
白はどうやら修行感覚のようです。
「いや、お前、これは修行じゃ…。」
白は再不斬さんの言葉を無視して、再不斬さんのズボンに手をかけます。
「おい、白…クソ！止めねえか！」
再不斬さんはこの後、白を抑え込むのに骨を折ることになりました。


結局この後、白は頑張るんですが如何せん下手なので、中途半端に煽られた再不斬さんは自分でトイレで抜く羽目になります。
白は何事も再不斬さんみたいに上手になりたい（じゃないと再不斬さんを守れない）と思っているので、定期的に再不斬さんに指導をしてくれるように迫ります。←
再不斬さんは初め「こいつ男だし、ガキだし」と思っているんですが、どんどん理性を打ち砕かれて肉体関係を結んじゃうと…。
流石天然純粋少年白…。
いや、「計画通り」な白もいいな。酷

[5回]